JaSST'18 Tohoku感想

JaSST'18 Tohokuに行ってきました。
職場の勉強会で話す内容の下書きとして、ブログに感想を書こうと思います。

途中眠くなってしまい、とりとめない文章です。おやすみなささささ…

▼資料やレポートはこちら
http://www.jasst.jp/symposium/jasst18tohoku/report.html

▼感想
HAYST法はテスト開発技法です。

今まで、仕様書あることを前提にした方法だと思っていたのですが
仕様書に書いてないこともテストできる方法でした。

プロセスを見ると 要求分析・テスト設計・テスト実装 とあって、
VStepもゆもつよメソッドも基本的には同じ。
どうやってかんがようか?ってところがみんな違くて
それぞれの作った人の関心や困りごとの解決に特化した形になっているんだと思う。
だから、こうゆうものを学んで、自分たちの仕事に活かせるように取り込めるといいなと思っています。

私が4月のイベントで「世界平和のためにテスト活動している」という話をしたのですが
秋山さんが、世界平和を実現するための方法がHAYST法って言っていて、
私の中では、ただのマインドでしかない感じだったのに、急に世界平和が具体的になって、周りの人がついてきてくれそうな印象を受けました。
(※4月のイベントは私は資料上げてない。 https://connpass.com/event/83134/ )

今回、ユーザーストーリーというのを使って、機能の分析をしていた。本には書いてなかったやつ。
よくある正常パターンと、あんまりなさそうなパターンでの使い方を考えることで、市場にあるだろう範囲をカバーできるとのことで
開発者の想定を超えて考えることができる方法ってのは、凄いなと思った。

あと、ユーザーストーリでユーザーのやりたいことで機能を分けて、
それでも大きすぎれば目的機能を小さくして考えるというのがよかった。



○ワークでやったこと
・テスト要求分析
 ①6W2H:3つの視座で考えることで要求を理解する
 ②ユーザーストーリー:ユーザー視座{When(いつ), Where(どこで), Who(だれが)}から、どんな機能があるか考える
 ③FV表:ユーザーストーリーから機能にして、どんなテストしたいか考える
  ※大きいままだと考えられないから、小さくして考えることがFV表のミソ。
   機能についてどんなこと確認したいのか(観点?気になるところ?因子?)、
   どんなテスト(シナリオ?パフォーマンス?組み合わせ?)が必要かをかんがえます
・テスト設計
 ③ラルフチャート:FV表の機能一つに対して、情報の整理と因子の 洗い出し。
   入力・出力・ノイズ・状況変数(読み込み/書き込み)を考える
 ④FL表:因子と水準、意図を整理するための表。一行が1テストケースになる。
   ※ワークでやってない


FL表はワークでやっていない。説明だけ聞いた。
その水準を選んだ理由を書くことができて、いいなと思った。業務の改善につなげる。

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○まとめ

・わからないことは、大きすぎて複雑に見えているだけ。
 小さくして考える
 
・意図が書いてないと、消していいのかわからないのでテストが増える
 
・視座を変えて分析することで、市場での不具合を事前に防げる